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結婚指輪・婚約指輪なら、The World’s Most Beautiful DiamondⓇ “世界で最も美しいダイヤモンド”、ラザール ダイヤモンド

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BLOG & TODAY'S COLUMN

[ 2018年03月17日 04時58分 ]

ダイヤモンドのカッティング工程 4 ~ブロッキング~

2つにカットされた1片を、ダイヤモンド同士で丸く削った後に行う工程が「ブロッキング」です。
ブロッキングとは、原石を2つにカットした直後にカットした平らな面をテーブルとして見て上部と下部に区分けする為に、ブルーディングによって丸くした方の部分を「クラウン側」、その下の部分を「パビリオン側」として8面づつに面取りをします。この作業を「8シェイプブロッキング」と言います。
この上部8面と下部8面の間の部分がガードルと呼ばれる最大の直径部分となります。

このガードルを境に、上部と下部がぴったりと上下対象となるようにブロッキングします。この作業がずれると全ての工程に響いてきてしましますので、とても重要な面取り工程です。その為、近年の大手ダイヤモンド工場では、この作業を電子制御のコンピューターマシーンによる研磨が多くなってきております。このコンピューター機械の普及によって、格段にシンメトリーを合わせる作業が容易にできるようになりました。作業効率のアップと、正確な面取り作業ができるようになった事が大きなメリットですが、コンピューターは天然ダイヤモンドの生長の筋までは読むことはできず、その研磨は荒削りになってしまします。その為、高級ダイヤモンドはこの後の16シェイプラッピングまでしかこの機械は使わない事が多いのです。