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ラザール ワンポイント アドバイス 2
ダイヤモンドほど希少価値が高く、高価な商品はなかなか無いのですが、素人がその価値を見分けるのは大変難しいものです。ダイヤモンドを一般的に見分ける基準は殆どの人は鑑定書と答えられると思います。でも良く考えてみると、その鑑定書と実物のダイヤモンドが同一かどうかはどのようにして確認できるのでしょうか。たいていの商品は、リングやネックレスの地金部分の刻印で見分けております。ラザールダイヤモンドには、ガードルと呼ばれるミクロの面に約30ミクロンのレーザー刻印が施されており、磨き落とさないかぎり半永久的に確認がとれるのです。ところが、その刻印を施すには美しい研磨されたガードルが必要になります。研磨が荒いガードルは刻印できなかったり、読み取れなかったり、見にくかったりする事があります。美しく研磨するには、熟練の研摩技師と美しく磨き易い原石(ソーヤブル)が必要になります。ソーヤブル原石とは、ダイヤモンドが成長する過程において素直によじれの無い状態で育った、カットし易い原石を言います。これらのソーヤブル原石は採掘される量からは凄く少なく、希少性が高いとされております。数多くの取扱い量の中から、美しく磨けるソ-ヤブル原石をいかに確保できる企業だけが安定的に美しいダイヤモンドを供給しつづける事ができるのです。一言でダイヤモンドと言ってもその奥は大変深く、複雑な物なのです。