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結婚指輪・婚約指輪なら、The World’s Most Beautiful DiamondⓇ “世界で最も美しいダイヤモンド”、ラザール ダイヤモンド

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BLOG & TODAY'S COLUMN

[ 2016年10月21日 08時00分 ]

アニバーサリーイヤー③

1936年4月27日いよいよLAZARE KAPLANによるヨンカー原石のカッティングが行われました。当時50万ドルという破格の原石に対しロンドンのロイズ保険会社に保険を申込みましたが、あまりにも大きいリスクの為に引き受けてもらえません。当時の技術ではダイヤモンドのカッティングには目視により結晶の境目である劈開面をまず見つけ、その面に沿って的確にカットする必要がありましたが、これを誤るとダイヤモンドは粉々に砕けてしまうのです。ダイヤモンド加工のデリケートな面を知り尽くしたKAPLANに決して失敗が許されない大きなプレッシャーがかかります。実際のカットにかかる前には、おひただしい数の原石に見立てた石膏を使い試行錯誤の末、数百ものプランを練り上げました。当初彼の周りのベテランカッターは彼が選んだものとは別のプランを推奨しましたが、彼は自分のプランによるカッティングを行う事を決断し、その結果726ctの原石から見事12pcの宝石を生み出しました。彼は原石にペンインクでカットするラインを引いていましたが、カット後に片方の面にインクの半分、もう片方にも残りのインクが残っていたという証言があるぐらい彼のプランとカットは正確だったのです。この驚異的な出来事はムービートーン社のニュースフィルムをはじめとしたマスメディアに取り上げられ、彼は世界的な評価を受け、〝カッティングの魔術師〟という異名をとることになります。