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いろんなところにこだわりを
本日7月10日は皆様ご存知、「納豆の日」です。
言わずと知れた日本の伝統食品、私たち日本人には馴染み深い一品です。冷蔵庫に必ず1パックはストックしている、という方も多いのではないでしょうか。
そんな納豆ですが、他の食品よりも食べ方の個性がとても出やすい食べ物だと言われています。タレは先に入れるのか、混ぜた後に入れるのか、どのくらい混ぜるのか等、好みによって食べ方も様々、こだわりが多い方もいらっしゃると思います。
美食家で知られている北大路魯山人も強いこだわりをもっていたようで、「納豆だけを305回かき混ぜて、そこにしょうゆを入れてから、さらに119回かき混ぜるのがよい」と提唱していたそうです。
そんなにたくさんかき混ぜるのは大変だ、と思われると思いますが、「納豆箸」なるものがあるのはご存知でしょうか。なんと納豆をより美味しく頂くための専用箸があるそうです。
通常の箸は持ち手から先端にかけて細くなっています。納豆箸もこれは同じなのですが、先端が通常の箸よりもかなり太く作られています。このため、小粒の納豆をかき混ぜるときも粒をキャッチしやすく、また空気が入りやすい為、ふわっとなめらかに混ざるそうです。
また、納豆だけではなく、実は色々な食品の専用箸が存在します。
豆腐箸、刺身箸、焼き魚箸、珍味箸、そしてうどん箸やラーメン箸、パスタ箸などもあります。同じ道具でありながら、それぞれの用途に合わせ、使いやすいように工夫をしていく。この繊細さがとても日本人らしく、素敵なアイディアですよね。
お料理にこだわる、器にこだわる、グラスにこだわる。
同じようにお箸にこだわりを持つのも面白いと思いませんか。
こだわりのペア箸のプレゼントで、いつもの食卓がより一層美味しく、そして楽しく過ごしていただけるのではないでしょうか。