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色のひみつ
みなさまおはようございます。
本日1月6日はその語呂あわせから「色の日」とされています。
色に関係する職業の人の記念日として制定されたそうです。
例えば景観を考えて色彩や配色についてアドバイスを行う、カラーコーディネーターを始め、イラストレーターであったり、塗装を行う職人さんも、色を扱う職業の人と呼べますよね。
色鮮やかな景観であったり、落ち着くような色合いの景色などはこうした色の専門家たちの活躍によって成り立っているのです。
「色を目立たせる」という意味でいえば商業施設やビルなどには必ず非常口が設置されていますが、特徴的なのは緑色の非常口マークです。
危険を知らせるためのもの、という風に考えると自動車の「止まれ」の標識や赤信号等、赤色を使った方が目立つような気がしますが、なぜ緑色に統一されているのでしょうか。
実はこれにはきちんとした理由があります。
非常口を使用するのは主に地震や火災等、緊急事態が起こった場合です。その場合、火災の炎は赤色やオレンジ色をしているので、非常口の看板を赤色にしてしまうと普段は見易くても緊急の時に炎と同化し、見えづらくなってしまうからなのです。
緑は赤やオレンジの補色(反対の色)なので炎の中でも見えやすく、誘導しやすいようになっているのです。