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ダイヤモンド鉱山 ~ロシア~
今回は、ダイヤモンドの原石が採掘される「ダイヤモンド鉱山」についてお話します。ダイヤモンドの原石は、以前インドで発見され、長い間採掘されていました。18世紀に入り、ブラジルや南アフリカなどでも採れるようになります。その後、今日までにさまざまな国や地域で発見されております。現在ではロシア、ボツワナ、コンゴなどが主要産地ですが、今回はロシアの鉱山をご紹介します。ロシアは現在、世界一のダイヤモンド産出国です。その量は世界の産出量の約20%以上になります。産地はロシア東部のサハ共和国にある、ミールヌイという地域がほとんどです。ミールヌイはサハ共和国の首都であるヤクーツクから西へ約800キロの地域にあります。以前は世界最大規模の鉱山「ミール鉱山」が有名で、良質のダイヤモンドが産出されることで知られておりました。最近では、ダイヤモンドの採掘はほぼ終了し、観光地として巨大な露天掘りを見学する事ができるそうで、多くの人々が訪れているそうです。この地域の鉱山は永久凍土地域で、年間の中で限られた期間しか採掘できない過酷な地域なのです。世界最大のダイヤモンド採掘企業である、ロシアの「アルロサ」が管理、採掘、販売を行っております。