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ヴェルサイユのダイヤモンド③
ジュール マザラン枢機卿は彼が亡くなる際に、18個からなる自分のダイヤモンドコレクションをフランス王室に寄贈しています。このコレクションは今日〝マザラン ダイヤモンド〟と呼ばれており、その中には55ctの〝サンシー〟20ctの〝ミラーオブポルトガル〟19ctの〝グランマザラン〟といった著名なダイヤモンドが含まれていました。これらのダイヤモンドは〝フレンチ クラウン ジュエル〟という王室のジュエリーと宝石のコレクションに入れられ、目録に記録されています。王室のコレクションは1792年フランス革命の際、強奪に会い著しく減少しましたが、〝サンシー〟ダイヤモンドは革命家によりスペインの貴族に質入れされていたおかげでその難を逃れたそうです。