結婚指輪・婚約指輪なら、The World’s Most Beautiful DiamondⓇ “世界で最も美しいダイヤモンド”、ラザール ダイヤモンド

幾多の試練を乗り越えたラザールキャプランに、大きな転機がおとずれる事になります。１９３４年、南アフリカにて当時世界で2番目に大きなダイヤモンド原石『ヨンカー・ダイヤモンド』が発見されます。発見者の名前が付いたそのダイヤモンド原石は、宝石商として有名なハリーウィンストンが高額で落札し、手に入れたのです。彼は726キャラットという巨大な大きさと、最高級のグレードの原石を見事にカットできるカッターを世界中で探しますが、その高額なダイヤモンドをカットするにはリスクが伴い、なかなか引き受けてくれるカッターはいませんでした。有名な保険業者ロイド社もあまりの高額の為、保険契約を断ったほどの危険度が高い作業だったのです。
そんな中、マスターカッターであるラザールキャプランへその白羽の矢がたったのです。彼は大変悩みましたが、その困難な仕事を受けることにしたのです。約1年の歳月を費やし、研究しカッティングプランを作りあげました。しかしラザールは、保険も効かない、決してミスを許されない大きなプレッシャーに押しつぶされそうになるのです。彼はこのカッティング専用の様々な道具を開発し、着々と準備を整え、最難関のカッティングの瞬間を迎えることとなります。そして、ラザールキャプランは1936年4月27日、見事にヨンカーダイヤモンドのカッティングに成功します。誰もが失敗を信じて疑わなかったこの偉業によって、ラザールキャプランは、これまでの人生で経験のないほどの名声を得ることになったのです。それは努力が報われる、まさしく天からのプレゼントだったのです。