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結婚指輪・婚約指輪なら、The World’s Most Beautiful DiamondⓇ “世界で最も美しいダイヤモンド”、ラザール ダイヤモンド

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BLOG & TODAY'S COLUMN

[ 2018年01月11日 05時00分 ]

ダイヤモンド関連用語集 ~カメレオン・ダイヤモンド~

ダイヤモンドのカラーには、様々なタイプの色があります。イエロー、ブラウン、ブルー、ピンク、レッド、グリーンなど、中には大変希少性が高く、高価なカラーダイヤモンドが多く存在します。その中でも大変珍しく、不思議なタイプのダイヤモンドが確認されています。それは「カメレオン・ダイヤモンド」です。このタイプのダイヤモンドは、その文字通りまるでカメレオンのように色が変化するのです。その変化する条件は2通りあります。

まずは温度の変化です。カメレオンダイヤモンドは、通常濃いオリーブ色や深いグレーやグリーンの色をしておりますが、温度をゆっくりと加熱していくと約200~300度に達すると、だんだん明るいグリーン、イエローまたはオレンジ色に変化してきます。カメレオンダイヤモンドを、冷蔵庫に入れて少し冷やし、その後取り出して燃えない皿などに乗せて下から火で炙ると、みるみる色が変化していきます。その後ダイヤモンドが冷えると、元の色に戻ってしまいます。

カメレオンダイヤモンドのもう1つの色の変化の条件は、光りの変化によって変色していく性質です。暗室などのような、全ての光りを遮断した環境にカメレオンダイヤモンドを、ある一定の時間(数時間以上)置き、その後強い光りを当てると、明るい色に変化していきます。その色はまるで、アレキサンドライトのように例えられますが、光りの種類によって変化するアレキサンドライトと違い、カメレオンダイヤモンドは、光りの強弱によって変化する神秘的なダイヤモンドなのです。このメカニズムは未だに解明されておりませんが、いずれのダイヤモンドも大変希少性が高く、市場では高値で取引きがされています。

ちなみに、カメレオン・ダイヤモンドの名称は、1943年に発見され、2.24ctの研磨に研磨された後に有名になった実在するダイヤモンドの名称でもあります。
このダイヤモンドは、光りを当てると青銅色からグリーンに変化したとされる大変珍しいダイヤモンドの名前でした。現在、所在不明になっている伝説のダイヤモンドです。