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スペースシャトル1号機
1976年9月17日、NASA(アメリカ航空宇宙局)がスペースシャトル1号機〝エンタープライズ〟を一般に公開しました。当初の予定は18世紀末に建造された米海軍の帆船名から〝コンスティチューション〟と名付けられるはずでしたが、多数の市民からSFドラマ〝スタートレック〟に登場する宇宙船エンタープライズ号の名前をつけて欲しいとの要望が寄せられ、フォード大統領がこの名を付けました。しかしこの一号機は大気圏内の滑空実験機に終わり、実際に宇宙に旅立つのは2号機の〝コロンビア〟からになります。このエンタープライズを1号機とするスペースシャトルは1981年から実に30年間にわたり、不幸な事故にも見舞われながらも133回の任務を遂行しました。