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今日は何の日
1958年8月4日、アメリカの音楽業界紙ビルボードにおいて、ヒットチャートである〝ビルボードホット100〟の発表が始まりました。これはリリースされたシングルレコードのセールスとラジオでかけられた回数によるランキングチャートです。1940年代からこの取組はされていましたが、セールスとラジオでかけられた回数とさらにはジュークボックスでかけられた回数によるそれぞれ別のチャートが存在していたのです。1955年末にはこれらのチャートを一体化し、内容的にはセールスに重点を置いた〝ビルボードトップ100〟がスタートし、やがてジュークボックスの衰退とともにジュークボックスチャートが廃止されます。
〝ホット100〟が始まる際には、チャートインの累計数を〝1〟にリセットされています。当時はロックロールの誕生期と重なり、レコード購買層の若年化も起こりました。アルバムセールスは反映されない為、必ずしも絶対的な人気のバロメーターには成りえないという批判もありますが、現在までランキングポリシーの思考錯誤を繰り返しながらもアメリカンポピュラーミュージックの最も権威のあるチャートとして存在しています。1963年坂本九の「上を向いて歩こう」(SUKIYAKI)が1位にチャートされました。
〝ホット100〟が始まる際には、チャートインの累計数を〝1〟にリセットされています。当時はロックロールの誕生期と重なり、レコード購買層の若年化も起こりました。アルバムセールスは反映されない為、必ずしも絶対的な人気のバロメーターには成りえないという批判もありますが、現在までランキングポリシーの思考錯誤を繰り返しながらもアメリカンポピュラーミュージックの最も権威のあるチャートとして存在しています。1963年坂本九の「上を向いて歩こう」(SUKIYAKI)が1位にチャートされました。