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ダイヤモンドのカッティング工程 8 ~エイトシェイプインスペクション~
この段階でガードルを境に、上部8面下部8面のエイトシェイプと呼ばれる重要なファセット(面)が整っていいなければならないのですが、精密な検査がここで入ります。
上部の8面は、クラウン側で最も大事なファセットである「ベゼルファセット」となる大きな面です。このベゼルファセットは上部から入ってくる光りが内部での反射を繰り返し、このベゼルファセットから外に屈折する時に「ファイヤー」と呼ばれる光りの分光が発生する大事なファセットなのです。
この角度はガードルに対して、34.5度が理想的とされております。この角度が整っているか、対称性は合っているか、研磨に乱れはないかなどを検査します。
そして、下部8面とは「パビリオンメインファセット」の原型となる面となるので、この検査も重要です。
パビリオンメインファセットとは、文字通りパビリオン側の主な面となる為、上部から入ってきた光りを一番多く受け止め、中央に集約し、再び上部へ反射させる事ができる要の部分になります。この角度は、ガードルに対して40.75度が理想的とされ、対称性も重要となります。
この検査をクリアしないと、最終研磨工程に入れずに各研磨セクションに戻されてしまいます。
上部の8面は、クラウン側で最も大事なファセットである「ベゼルファセット」となる大きな面です。このベゼルファセットは上部から入ってくる光りが内部での反射を繰り返し、このベゼルファセットから外に屈折する時に「ファイヤー」と呼ばれる光りの分光が発生する大事なファセットなのです。
この角度はガードルに対して、34.5度が理想的とされております。この角度が整っているか、対称性は合っているか、研磨に乱れはないかなどを検査します。
そして、下部8面とは「パビリオンメインファセット」の原型となる面となるので、この検査も重要です。
パビリオンメインファセットとは、文字通りパビリオン側の主な面となる為、上部から入ってきた光りを一番多く受け止め、中央に集約し、再び上部へ反射させる事ができる要の部分になります。この角度は、ガードルに対して40.75度が理想的とされ、対称性も重要となります。
この検査をクリアしないと、最終研磨工程に入れずに各研磨セクションに戻されてしまいます。